毎日快晴時折曇天4 京都伏見暮らし

関西系、食い意地blog /スイカ小太郎。

イタリア食堂910でパスタの会@河原町通三条下ル

2016
05
河原町通三条下ル、雑居ビルの狭い階段をぐるぐると4Fまで歩いて上がるイタリアン、イタリア食堂910。野菜ソムリエの資格を持っているシェフの工藤さんの料理が面白いなぁ、と思ったので、再訪機会を狙っていたら年4回、パスタ料理の会をやっておられるのがわかる。

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開催日がちょうど本業が阿保忙しいタイミングで(前日と前々日、それに次の日が出張予定汗)時間が遅くなりそうなのでどうかなぁと1週間ほど悩んだが、結局好奇心には勝てず、えい!いくぜ!と予約し、やってきました、19:00。本日の会のタイトルは「Pasta!Pasta!!Pasta!!!Autunno」なる、正にマスタまみれな会。わくわくと店内に。

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メニューにはデザートも含めて全て写真のパスタのどれかが使われ、全15種類のお料理が出てくるというパスタ好きなら絶対試してみたくなるコースなのだ。さらにスパゲッティーニやリゾーニ、コンキリエにマカロニなどを除くと7割ほどは工藤シェフの手打ちパスタという拘り。いやー、楽しいですな。
んで、会場に集合した好き者20数名。想像どおり女性率多し。大きなテーブル2つを10名程づつで囲む。ソファ席にも2人ほど座っておられる満席状況。

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ちなみに会費は¥5000で、1ドリンク付き。+¥200でスパークリングを出しますよ~!なので当然お願いする。前回もいただいた、
Casa Martelletti Blanc de Noir Pinot Brutなる伊ピエモンテ州のピノノアール。嫁お気に入り(彼女はおかわりを。。)

本日のコースは、まず前菜とスープまでは1人1人にサーブされ、あとは大皿で3人前分ほどのパスタが次々でてきて、6人ほどでシェアする作戦なのだ。「初めから飛ばすと最後まで行きつけませんよ~、慎重に~」のアドバイスどおりゆるゆるとスタートなり。
うちのblog、最長ネタになると思いますが全お料理をご紹介。

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前日、シェフがどこかの公園で拾い集めてきた紅葉した桜葉に乗っているのは、焼きニョッキ。紅はるか、パープルスイートロードなるサツマイモを練りこんだもので、まさにほんのり秋の焼き芋感覚。中央の皿は、2種の人参を長い細切りでパスタに見立てて、蜜柑ドレッシングを掛けたキャロットラペ的なもの。健康的ですな。

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次は超ミニミニグラタン的なもの。小玉ねぎを器に見立てて、そこにポルチーニ茸のクリームソース、モッツアレラチーズ、マカロニを載せて焼いてある。いろいろ考えられますなぁ。
しかし、20人前以上の料理を、今日は2人のシェフがお料理から料理やドリンクのサーブ、皿洗いまで同時進行で進めていくのに、それほど待ち感がないのが見事。

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で、ビーツを練りこんで色付けしたストリケッティ、なる蝶々が羽を休めているときの形のショートパスタ入りの野菜スープ。香味野菜にブロッコリーやカリフラワーをぐずぐずになるまで煮込んだ超優しい味。なにせ15皿を食べさせようというシェフ、今日のお料理はどれも塩味を抑え、素材感を全面に押し出したサッパリ系に調整されているのだ。

で、ここから大皿でパスタをシェアする進行。

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まずはスパゲッティーニ1.55mm。トマト味しっかりの秋刀魚のブッカネスタ(娼婦風)という超!ベタだけれど、非常~に美味しい一品。文句なし旨し。

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別注文の飲み物類もグラスも¥500~900ほどとお安いのだ。シェフが何種類かボトルの提案をしてくれ、飲みたい!と手を挙げたメンバーでボトルをグラスでシェアする形。結局2人で泡3、白2、ロゼ1、赤2と、ま、そこそこ飲みました。お気に入りは、写真のロゼ、Cantine La Pergola Valtènesi DOC Chiaretto Selene 2015なる一本。

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お次は、イカスミを練りこんだ手打ちフィットチーネで、ほろほろのサーモンほぐし身とキノコ類がてんこ盛り、というこれまたベタな一品。軽いクリームソースでするすると頂けてしまう。

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で、前半の山場!なコンキリエのグラタン、スカンピ乗せ。御覧の量で10人前。貝殻型のショートパスタ、コンキリエを甘えびにバナメイエビを角切りにしたものが大量に入ったトマソソースをかけ、ハーブバターをかけたスカンピ(手長エビ)を乗せて一緒に焼いている、エビの旨みまみれな!な一品。(これは量が多かったので、お代わり者続出・・・)

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お次は、お米をかたどったショートパスタ、リゾーニ(商品名だそうな)。雲子をアサリだしとミックスしてクリーム状にし、九条ネギと柚子皮の風味を加えた逸品。完全、和風ですがつるんとしたリゾーニの食感楽しく、これもおいしい。

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さらにショートパスタでペンネ。これでやっとコースの半分が完了・・・・。ピスタチオとバジリコを利かせた豆クリームソース的な一品。前回訪問したときに、ガルガネッリで同じソースを食べて、うは、チョイ塩きついな!と思ったのですが今回は見事なコントロール。旨しですな~。

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これも初めて頂いたロンバルディア州のパスタ、ブセッタマッタ。たまご麺、というか薄焼き玉子を幅広麺に見立てたもの。こういうのもあるのですなぁ。マッシュルームとトリュフペーストを利かせたペコリーノチーズのソースという、これまた旨くないわけがないわけで、な一品。

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これも前回いただいた北海道十勝産の1年熟成インカの目覚め(超甘ジャガイモ)を使ったニョッキ。赤いのは同じく1年熟成のジャガイモ、ノーザンルビーを練りこんだもの。フォンティーナチーズと生クリームを使ったソースも同じなのですが、シェフ曰く焼いたほうがおいしいと思うので、これは焼きニョッキです~、とのこと。香ばしさが加わり、水分が抜け締まった食感。ソースとよくなじむのは茹でニョッキですが、これも美味しいですな。

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で、ここから赤ワインと高相性系パスタにスイッチ。これもショートパスタで2種のガルガネッリをホロホロ鳥、それに今シーズン最後の名残の丹波栗を使った煮込みソースで。ガルガネッリの黒っぽい方は焦がした小麦を練りこんでいて非常に香ばしく、これもGOOD!なり。

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お次は、薄く伸ばしたパスタを適当にひし形に切りました!的なストラッチなるパスタ。子羊と白いんげん豆の煮込みが大量に入っているローズマリー風味のソース。いやはやいろいろ考えられますな~! ストラッチは付け合わせで、これがメインの皿で子羊煮込み、という感じ。

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更に更に、牛テールとビーツの煮込みを包み込んだラビオリ。ソースはしっかり目のゴルゴンゾーラチーズのソース。シェフ曰く、このラビオリは餃子の皮のレシピで、セモリナ粉を練る時に熱湯を使って、なめらかかつ腰が出るように仕込んだものらしい。いろいろ考えられますなぁ。。
添えてあるのは、花梨を煮込んだシロップ(灰汁取りしながら3回煮込むらしい)で、それをつけていただく。チーズ系ピッツアにハチミツをつけて頂く、あれと同じですな。 これも美味しい。

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いよいよラスト! ココアを練りこんだ幅広麺でパッパルデッレ。ほんわり甘口に仕上げた鴨もも肉とミルポアの煮込みとともに。しこしことしっかり食感に大満足。いやー最後まで大充実!でした。

で、ちゃんと甘いものもあるのです。

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かぼちゃの焼きニョッキとかぼちゃのピュレ、抹茶アイスを添えて。甘さ超!控えめでさらりと頂けました。いやー、大満足の大満腹なり。さすがにこれだけの皿数なので、お料理が完了したら3:30経過という超まったりディナーとなりました。で、結局2人で泡3、白2、ロゼ1、赤2と、ま、そこそこ飲んで、〆て¥15000割れという、計算おかしいんと違う?というお支払い。

また年明けには冬の会があるということですので、どなたかご一緒しましょう~。


 
◆イタリア食堂 910
住所:京都市中京区河原町通三条下ル南車屋町282 MORITAビル4F
営業時間:18:00~0:00 日休&不定休 お店の営業はFBをチェック
TEL:050-3696-0910



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